どうも!ダンス講師 兼 ブロガーの川鍋裕輔です。
生徒さん達に発表会やイベントに参加していただけないか聞きにいくと、よく返ってくる言葉があります。
「どんなダンスやるんですか!?」
ダンスをやられていない方からすると自然なこの言葉。
今、この文章を読んで違和感を感じたという方は、きっとダンス歴が長くて業界の第一線で活躍されている先生に習っているんじゃないでしょうか。
ダンス業界はお金を払ってからじゃないと商品(レッスン、発表会の内容)を知ることができない!?
ダンススクールにレッスンを受けに行ってお金を払う、発表会に参加するので、お金を払う。
しかし!お金を払う段階では、ほとんど内容を知らないということがほとんどなんです。
これって冷静に考えたら不思議なことですよね。
わかるのはダンスだってことと、ジャンルと先生ぐらいで細かくはわからない。
スーパーに行って食べ物で野菜だということはわかっているけど、なにが出て来るかはわからない。それを相手の言い値で買う。
そんな感じですよね。
もちろん中には、先生自身がイベントなどで踊ったダンスで、それを今回、発表会でみんなでやりましょう。みたいな形で踊る内容を事前に知らせてくれる先生もいます。
ダンススクールのビジネスは、すべて信用で成り立っている。
なぜ、そんなことがまかり通るのか!?
それは生徒さんと先生、そしてスタジオとの信頼関係のもとに成り立っているとしか言いようがありません。
この先生から習いたい。
この先生のフリで発表会に出たい。
この先生だったら、きっとカッコいいものを作ってくれる。
今まで積み重ねてきた先生とスタジオの実績がものを言いますね。
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ダンススクールで講師やっていて「どんなことやるんですか?」なんて聞かれている先生は全然だめ!
第一線で活躍されている先生に対して「発表会どんなダンスやるんですか?」って聞ける生徒は、ほとんどいないと思います。
というより聞こうとも思わないと思います。
その先生のすべてを信用して習いに行ってますから。
ということは。。。
はい、おれ全然だめです(笑)
思いっきり聞かれてます。
今後、全部ではないにしても、やる内容を告知してくれるダンススクール、先生が出て来てもおかしくないですよね。
アーティストはCD販売するときに音楽番組やラジオに出て事前に商品内容を知ってもらって購入してもらう方法を取っていますが、これってファンじゃない人に向けての宣伝も部分が大きいと思うんです。
だって、ファンは買うじゃないですか。
ファンじゃない人たちに今回こんな、いい作品に仕上がったから見て聞いて、よかったら買って!みたいな感じだと思うんです。
ダンススクールのビジネスも今後、先生やスタジオのファンじゃない人を取り込んでいかなきゃ、やっていけない時代が来るんじゃないかと。
ダンス習える場所めちゃくちゃ増えてますからね。
レッスンや発表会で、やる内容をちょっとだけ事前にYouTubeにアップ!そんな日が来るのかもしれません。