走行距離20万キロ超えの過走行の軽自動車が故障してしまった時にかかる修理費用がどの位かかるのか知りたいって方へ。
現在、メインで使っている車が過走行車なのだが車検の時以外ほとんどメンテナンスをしていないので、いつ故障する部分が出てきてもおかしくないと思っている。
あと、万が一、路上で止まった場合はJAFを呼べば全て解決してくれるのか!?保険会社は?他にも解決方法があるのであれば知りたい。と考えていませんか?
本記事では下記の内容で解説していきます。
この記事を書いている僕は過走行車に乗って約20年。
現在、ダイハツの軽自動車ムーヴカスタム(28万キロオーバー)に10年以上、乗っているので記事の信頼性に繋がると思います。
この記事では、走行距離20万キロ超えの過走行の軽自動車が故障した時にかかる修理費用を知りたいって方に向けて「実体験」を元に、
過走行車の修理費用と路上で止まった時の対処法、取るべき行動について書いていきます。
車好きの方にとっては、当たり前のことも出てくると思いますが、そこはご了承ください。
もし、あなたが「過走行の軽自動車に乗っていて、万が一、止まった時の修理費用が不安だ。現場で、どうすればいいのかわからない...」というなら、これを読めば、すっきりした気分で修理費用を知ることができ、迷うことなく、現場で対処し行動することができると思います。
気軽にさくっとお読みください。
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過走行20万キロ超えの軽自動車の故障を直すのかかった修理費用と交換部品について
修理費用95,740円
結論から言うと、現在所有するダイハツムーヴカスタムが路上で止まってしまった回数が2回!
その2回の故障でかかった修理費用は、95,740円になります。
この2回の故障で修理したパーツは下記のとおり。
故障したパーツ
- オルタネーター
- ウォーターポンプ
- サーモスタット
故障した順に何万キロで故障したのか、修理費用の内訳、修理が終わるまでの期間など解説していきます。
番外編で止まりしなかったものの修理費用が高くついたパーツについても解説していきます。
過走行20万キロ超え軽自動車の交換部品と修理費用を故障した順に解説
請求書全て公開します
過走行車を修理する場合のパーツに関しては、新品、中古、※リビルト品の3種類から選ぶことができます。
中古、リビルト品に関してはパーツの走行距離によって値段が変わってきますので今回紹介した修理代とは若干のズレがあると思ってください。
リビルト品とは!?
廃車になった車などから取り出した部品を整備して新品に近い状態にした物。リサイクル部品のことです。保証が付く場合も多い。
見積もりの段階で、新品、中古、リビルト品とそれぞれ出してもらえたパーツに関しては、全ての料金を載せますので、そちらも参考にしてみてください。
オルタネーター
走行距離278,395kmで故障
オルタネーターは発電機の役割をしているパーツなので、オルターネーターが故障するとバッテリーが上がったような状態になるので車が動かなくなります。
ただし、オルタネーターが故障したとしても車はすぐに動かなくなるわけではなく、バッテリーに蓄えられた電力は残り、始動も走行も可能です。
修理代の内訳
作業内容、使用部品名 | 技術料 | 数量 | 部品代 | 合計 | |
始動装置、電源回路系統の点検 | 4,000円 | ||||
オルターネーター取り替え(リビルト品) | 12,000円 | 1 | 25,000円 | ||
バッテリーチャージ | 2,400円 | ||||
税込47,740円 |
今回はリビルト品を使っての修理になりました。
新品のパーツを使う場合のパーツ代は39,300円になります。
故障する前兆から止まるまでについて
メーターパネルの警告灯マークが点滅し始めて、それからものの10分ほどで止まってしまいました。
夜間に走行していたのですが、警告灯が点滅し始めてから、すぐにヘッドライトが点かなくなりメーターも真っ暗になってしまったので、そのような症状が出たらオルターネーターの故障を疑っていつ止まってもいいように走行することをおすすめします。
ウォーターポンプ&サーモスタット
走行距離279,854kmで故障
ウォーターポンプは、エンジンを冷やすクーラント液(冷却水)循環させる役割を持つパーツになります。
ウォーターポンプが壊れるとエンジンを冷やすことが出来ず、エンジンがオーバーヒートを起こしてしまい最悪の場合、車両火災に繋がることもあるので注意が必要です。
サーモスキットは、エンジンの状態に合わせて温度を調整する役割を担っています。
修理代の内訳
作業内容、使用部品名 | 技術料 | 数量 | 部品代 | 合計 | |
ウォータポンプ交換(新品) | 12,750円 | 1 | 8,700円 | ||
ウォーターポンププーリー | 1 | 2,750円 | |||
サーモスタット交換 | 8,500円 | 1 | 1,700円 | ||
LLC(冷却水) | 3.50 | 1,200円 | |||
ファンベルト | 1 | 2,050円 | |||
エアコンベルト | 1 | 1,020円 | |||
クーラーベルト | 1 | 750円 | |||
ショートパーツ/部品廃棄処分料 | 2,000円 | ||||
調整 | -783円 | ||||
税込48,000円 |
今回は、すべて新品の物を使っての修理となりました。
ウォーターポンプ、サーモスタットに関しては基本、中古、リビルト品を使うことはないようです。
故障する前兆から止まるまでについて
バッテリーの警告灯マークが点滅し始めて、クーラント液(冷却水)を補充しても数百メートル走ったら、また点灯してしまったのですぐに止めました。
なので、正確には止まったわけではないのですが、そのまま走行し続けていたらエンジンが焼き付き確実に止まることになっていたので、皆さんも同じような状況になったときはエンジンが焼き付いて最悪、車両火災が起きるなんてことになる前に自ら走行を断念することをおすすめします。
右フロントショックアブソーバー
走行距離265,8664kmで故障
こちらは、番外編になります。
止まったわけではありませんが修理費用が意外としたパーツの紹介です。
フロントショックアブソーバー
フロントショックアブソーバーは、車の衝撃を吸収する役割をしているパーツになります。
フロントショックアブソーバーは壊れたからといってすぐに車が止まってしまうことはありませんが、劣化と共に乗り心地が悪くなったり真っ直ぐに走ることが出来なくなるなどの症状が出てくるので、気になるって方はメンテナンスや交換するのがおすすめです。
修理代の内訳
作業内容、使用部品名 | 技術料 | 数量 | 部品代 | 合計 | |
オイル漏れ | |||||
右フロントショックアブソーバーASSY(中古)交換 | 8,500円 | 1 | 11,900円 | ||
ショートパーツ/部品廃棄処分料 | 1 | 1,000円 | |||
※オイル交換5W-30 | 1,000円 | ||||
エレメント交換 | 1 | 1,000円 | |||
フロント左フォグランプ交換 | 1 | 50円 | |||
税込26,290円 |
今回は、中古パーツを使っての修理となりました。
症状について
走り出した瞬間やマンホールなどのちょっとした段差を超えるときにガン!という異音がするようになります。
走行距離を3万キロ超えたあたりから劣化が始まるパーツなので故障する前に、車検のときなどに整備士さんと相談して交換することをおすすめします。
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過走行20万キロ超えの軽自動車が路上で故障してしまった場合はJAF?保険会社?
ロードサービスの違いについて
結論から言うと、車を持って行くディーラーや整備工場までの距離が15km以上であれば保険一択!
保険会社 | JAF |
※100kmまで無料 | 15kmまで無料 |
※保険会社によって多少距離に違いがあります。
上記の表を見ていただければわかりますがJAFは、無料でけん引きしてくれる距離が短いんですね。
保険会社には、ほかにもこんなサービスがあります。
車が止まって電車やタクシーで帰ることになった場合の※お金も保証してくれます。
※領収書が必要になるので必ずもらうようにしましょう。
以上の理由から、15km以上車を運ぶのであれば保険がおすすめです!
レッカー車が来るまでにするべきこと
帰る準備
ロードサービスを頼んだら次にやることがあります。
やることは下記の通り。
レッカー車が来るまでにすること
- すぐに帰れるように荷物などの準備
- タクシーで帰る場合は呼ぶ
順に説明していきます。
すぐに帰れるように荷物などの準備
レッカー車は着くと同時にけん引きの作業に入るので、すぐに運んでもらえるような状態になるべくしておきましょう。
タクシーで帰る場合は呼ぶ
時間帯やシーズンによってタクシーがつかまらなかったり、現場に到着するまでに時間がかかる場合もあるのでレッカーが来ることが決まったら、すぐに呼ぶことをおすすめします。
過走行20万キロ超えの軽自動車が故障してしまった時にあると便利なグッズ紹介
ジャンプスターター&クーラメント液
これから紹介するグッズを積んでおけば車が止まってしまった後に、また走り出すことが出来ることもあります。
まず1つ目がジャンプスターター
バッテリー上がりを起こした時に使うブースターになります。
オルタネーターが故障して止まったときにジャンプスターターでエンジンをかけてみたらいけました。
その後、走れた距離は約3kmになります。
2回目、止まっときは上手くいきませんでした。
バッテリー上がりを起こしたときにも使えるので持っておいて損はありません。
モバイルバッテリーとして、スマホやiPadなどの充電も可能です。
2つ目は、クーラント液
エンジン冷やす冷却水になります。
ウォーターポンプとサーモスタットが故障したときにクーラント液がかなり減っていたので補充したところ水温計が落ち着き、また走り出すことが出来ました。
距離にして数百メートル。
補充してもすぐに漏れてしまい、ほとんど走れませんでした。
クーラントは気づかないうちに減っているということもあるので持っておくと、いざというときに助かります。
過走行20万キロ超えの軽自動車エンジン載せ替えの料金【ダイハツ】
エンジン載せ替え
過走行20万キロ超えの軽自動車に乗っている人の中には、エンジンの載せ替えを検討されている方もいるのではないでしょうか。
リビルト品と中古エンジンの両方の見積もりを出していただいたので、そちらの方も載せます。
リビルト品の場合
作業内容・使用部品名 | 技術料(税別) | 数量 | 部品代 | 合計 |
エンジンASSY交換 | 52,700円 | |||
エンジン本体(リビルト品) | 1.00 | 330,000円 | ||
LLC(冷却水) | 4.50 | 5,400円 | ||
ショートパーツ/部品廃棄処分料 | 1.00 | 5,000円 | ||
432,410円 |
中古エンジンの場合
作業内容・使用部品名 | 技術料(税別) | 数量 | 部品代 | 合計 |
エンジンASSY交換 | 52,700円 | |||
※エンジン本体(中古 88000km走行品) | 1.00 | 167,400円 | ||
ウォーターポンプ | 1.00 | 8,700円 | ||
プーリー | 1.00 | 2,750円 | ||
フロントロックナット | 2.00 | 860円 | ||
インテークマニホールドガスケット | 1.00 | 1,620円 | ||
エキゾーストマニホールドガスケット | 1.00 | 1,520円 | ||
エキゾーストパイプガスケット | 1.00 | 400円 | ||
スロットルボデーガスケット | 1.00 | 410円 | ||
LLC(冷却水) | 4.50 | 5,400円 | ||
ショートパーツ/部品廃棄処分料 | 1.00 | 10,000円 | ||
276,936円 |
※中古品のエンジンは使用されていた走行距離によって値段が変わりますのでご注意ください。
エンジン載せ替えを考えてたけど、こんなに高いんじゃ廃車にしたほうがいいかなって方は、こちらがお金を払って廃車にするのは勿体無すぎるので、1度 《ズバット車買取比較》最大10社無料一括査定 で下取り査定してもらいましょう。
>>参考記事:過走行20万キロ超えの軽自動車を車買取査定に出したら思ってた以上の金額になりました
まとめ
今回の記事は、過走行20万キロ超えの軽自動車の修理費用と万が一、走行中に故障して止まってしまった時の対処法についてまとめました。
- 走行距離28万キロまでにあった大きな故障が3回!
- かかった修理代が、95,740円
- ロードサービスを頼むなら15kmまでならJAFより保険
- レッカー車が来るまでにタクシーを呼ぶ
- ジャンプスターターとクーラント液があると助かることも
過走行車に乗られている方で修理を考えている方や走行中に止まってしまって方への参考になれば嬉しく思います。
過走行車ライフ楽しみましょう。